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1. 「全国制覇へ攻め続ける」  Hopeホープ えひめキラキラジュニア
「全国制覇へ攻め続ける」

 (2024年(令和6年)9月1日(日曜日) ジュニアえひめ新聞) 
  12)-1 2024年 (令和6年) 今治拳友会 (Imabari Kenyuukai)  ▲ 
 Hopeホープ えひめキラキラジュニア「全国制覇へ攻め続ける」
「全国制覇へ攻め続ける」
全国制覇へ攻め続ける
 防具やグローブを着け、打撃・蹴りの技で闘う日本拳法。今治市日高小学校6年水本芽依さん(12)は今治拳友会所属で、2022,23年の全国少年大会(大阪)個人戦学年女子の部で連覇を成し遂げ、今年4月にも3位になりました。積極的に攻める姿勢を持ち味に、今治西中の武道場で日々稽古に励んでいます。
 日本拳法には全国大会が二つあり、9月15日にはもう一つの総合選手権大会(大阪)に出場します。その大会で23年はベスト8で、22年は1回戦負けするなど、思うような結果を出せませんでした。自信をなくしたこともあったそうですが、「負けたままでは嫌だ」と悔しさをばねに闘志を燃やしています。
 拳友会の稽古は週三回。主に試合形式で、小柄な水本さんは「背の高い相手とは距離を取り、間合いを測って一気に攻める」と工夫しています。自主練習を欠かさず、市内のボクシングジムで打撃力やスピードを上げるトレーニングもしているそうです。
 水本さんは4歳の頃、6歳上の兄の姿を見て習い始めました。「悔しさからよく泣いているが、音を上げたことはない。優勝してもらいたい」と母の貴子さん。今も稽古の送り迎え、アイシングの氷のうの準備など水本さんのサポートを欠かしません。
 「試合に勝った時が一番嬉しい。だからどんなにつらくても頑張れる」ストイックに技術向上を目指す一方、年下の子にはあえて攻めさせたり、技のさばき方を教えたりとお姉さんらしい一面も。「優勝してみんなに感謝の気持ちを伝えたい」と目を輝かせていました。

今治拳友会理事長
村上泰史さん
 胴突きをはじめとする攻めが得意で、どんどん前に出て行く選手。負けん気が強いとともに面倒見が良い面もあり、仲間に慕われています。みんなの目標になるようこれからも頑張ってほしいです。
(2024年(令和6年)9月1日(日曜日) ジュニアえひめ新聞)
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