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愛媛のスポーツマガジンE-dge(エッジ)2019年11・12月号 New Face File.10 「負ける悔しさ知ったことでさらに強くなれた」  愛媛のスポーツマガジン Edge 2019 11/12月号
 New Face File.10
「負ける悔しさ知ったことでさらに強くなれた」

 (2019年(令和元年)10月30日発行) 愛媛新聞社  
愛媛のスポーツマガジン Edge 2019 11/12月号 新星キラリ「総合選手権で2連覇を」  愛媛のスポーツマガジン Edge 2019 5/6月号
 新星キラリ
「総合選手権で2連覇を」

 (2019年(平成30年)4月30日発行) 愛媛新聞社
  2019年-2 (令和元年) 今治拳友会 (Imabari Kenyuukai)  ▲ 
New Face File.10 「負ける悔しさ知ったことでさらに強くなれた」
愛媛のスポーツマガジンE-dge(エッジ)2019年11・12月号 愛媛のスポーツマガジンE-dge(エッジ)2019年11・12月号 愛媛のスポーツマガジンE-dge(エッジ)2019年11・12月号
今治市北郷中1年
田村虎太郎
Tamura Kotaro


Profile
2006年4月6日、愛媛県今治市生まれ。2歳のときに日本拳法を始めた。総合選手権大会では小学1〜4年と6年、中学1年の計6度日本一に輝いた。

「負ける悔しさ知ったことでさらに強くなれた」

 「悔しい敗戦が、今の自分にプラスになっている」。そう語る146cm、41kgの小柄な少年は、常に笑 顔だ。日本拳法で国内最高峰とされる9月の総合選手権大会で6度目の頂点に立った。
 2歳で日本拳法を始めた。「たくましく育って」との母の思いが道場に足を向かわせた。今治拳友会 の週3日の練習に加え、自宅で毎日1時間の自主練習を欠かさない。総合選手権は小学1年から連覇を続けた。
 転機は、5連覇を目指した小学5年時に訪れた。練習量も十分で「誰にも負けない」と自信を持って臨んだが、まさかの初戦敗退。相手に自分の技を徹底的に研究されていた。
 悔しすぎてしばらくは何も考えられなかったが、「失敗を次につなげないと意味がない」と奮起。技に小さな変化をつけ、自分の試合を振り返っては改善を繰り返した。
 小学6年で日本一に返り咲いた。連覇を狙った今大会も、得意の胴突きが決まり、相手に1本も許さず全4試合を完全勝利。「負ける悔しさを知ったことでさらに強くなれた」
 中学生になり、忙しさは増している。「隙間時間の有効活用を心掛けたい。練習中の集中力にもムラがあるので、メンタル面の強化が必要」とさらなる飛躍に向けた課題を挙げる。
 今治拳友会の村上泰史理事長は「道場生に常々伝えている『勝つてもおごらず、負けてもくじけず』を実践し、誰よりも努力を積み重ねている。周囲への感謝の気持ちを持ち続けてほしい」とエールを送る。
 将来は、日本拳法の猛者が多い陸上自衛隊に入りたいという。西日本豪雨などの災害時に活躍していた自衛官の姿に憧れがある。「強くて頼りになる大人になりたい」
(2019年(令和元年)10月30日発行 愛媛のスポーツマガジン Edge 2019 11/12月号) 愛媛新聞社
  2019年-1 (平成31年) 今治拳友会 (Imabari Kenyuukai)  ▲ 
新星キラリ「総合選手権で2連覇を」
愛媛のスポーツマガジン Edge 新星キラリ「総合選手権で2連覇を」
日本拳法
今治西中2年
井出七星


 昨年9月に国内最高峰とされる日本拳法総合選手権大会で2度目の優勝を果たした。
 普段はおとなしい印象だが、稽古になると人が変わったようにアグレッシブ。大人や男子選手にも臆することなく立ち向かっていく。軽快なステップで素早く相手の突きをかわし、一気に間合いを詰めて右足を振り上げ、蹴りを決める。競技に真摯に取り組む姿勢は、所属する今治拳友会で指導する県日本拳法連盟の村上泰史会長が「ほかの子ども達の見本になっている」と評する通り、道場で圧倒的な存在感を誇っている。
 幼稚園年中の時に父親の影響で日本拳法を始めた。「始めて1本が取れたのがうれしくて」と熱中した。小学1年で県大会を勝ち抜き、日本拳法総合選手権大会に初出場。全国の強豪に対しても果敢に攻めて準優勝し「自信になった」。優勝を目指した翌年も準優勝だったが、「練習でもたくさん技を使うようにした」と右の回し蹴りなどに磨きをかけて挑んだ小学3年の大会でついに全国の頂点に立ち、喜びもひとしおだった。
 今治西中への進学を機に柔道部にも入部した。日本拳法で高校から投げ技が使えるというルールを見越しての選択だった。柔道を始めて1年になるが、徐々に投げ技にも慣れ、「試合で技を決められた時が楽しい」。日本拳法と柔道の両立てで充実感にあふれている。
 日本拳法で昨年から特に力を入れているのが「胴突き」の習得だ。「小さい頃から得意じゃなかった」というが、左足を深く踏み込めるようになったことで技の届く範囲が広がり、効果的にきまるようになったという。稽古を重ねて臨んだ昨年9月の総合選手権大会。決勝では胴突きを決め、「この技でも戦える」と自信を得た。今年の目標は「総合選手権大会での2連覇」。穏やかな表情の中に、力強い決意をにじませた。

Profile
 2005年4月16日、愛媛県西条市生まれ。父親の勧めで幼稚園から日本拳法を習い始める。14年の日本拳法総合選手権女子小学3年の部で優勝。18年は女子中学1年の部で2度目の頂点に輝いた。
(2019年(平成30年)4月30日発行 愛媛のスポーツマガジン Edge 2019 5/6月号) 愛媛新聞社

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