漫画で日本拳法
日本拳法連盟の監修によって、月刊「空手道」(福昌堂)に1年間連載されたマンガ。
作者の坂岡のぼる氏は、数多くの格闘技紹介マンガを描いている人物だけに、日本拳法の描写はかなり正確。
連載当時は、スクラップを見せて技を教える指導者もいたぐらいである。
この作者、じつは「コロコロコミック」(小学館)などでも連載を持っていた経歴があるのだが、日本拳法の紹介にかぎって、その本領を発揮。怪しい人物が多数出現して、他の格闘マンガから浮きまくった内容となったのがおもしろい。
←監修を担当した土肥豊氏(日本拳法連盟技術部門会会長)をモデルにした人物が登場。
……本物はこんなに怪しい人ではない。
各話のビラでは、土肥氏が拳法のコンパクトな解説をしているので、比べてみるといい。
←ライバルとして登場する「関東最強」立昭高校の面々。
名前からわかるように、モデルは立正大学。
日蓮宗かどうかは定かでないが、「仏教系日本拳法部」というテーマでキャラクターデザインされている。
……坂丘さん、あなた最高です。
日本拳法の活躍する漫画・小説をまとめてみた(2002年4月18日)より転載。
facebookのコミュニティーで投稿させているのを発見。
フランスより、逆輸入の「漫画で日本拳法」をご紹介します。
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