キッズ Kids
- 2008/02/06 00:00
- カテゴリー:稽古
一人がヘラヘラふざけ出すと伝染病のように周りの気が緩む。
慣れてくると少々怒っても、聞きゃしない。
ぶちきれて、グローブ持ってきて、マットに叩きつける。
パチーン
(結構いい音がします。しかし、防具は大事にしましょう (笑))
「真剣にやれ!」
一瞬シーンとなる。
グローブをミット代わりに蹴りの練習、ちょっと目を離すとすぐに気を抜く。
「そんな弱い蹴りしかできんのか、思い切り蹴ってこい!」
大声で張り飛ばす。
パチーン
歯消え、目が真剣になり思い切り蹴ってくる。
「ええ蹴りや!やればできるやないか!」
出来た時には、誉めてやる。
防具練習の時に、ニヤニヤ全然力が入ってない。胴突き蹴りを喰らわす。スコーン
キッズが、吹っ飛ぶ。
「蹴られたく無ければ、思い切り、蹴ってこい!休ます攻めてこい!」
そいつの歯が見えなくなり、真剣な顔になる。
がむしゃらに攻めてくる。
練習の最後は、
「全員等間隔に整列、気をつけ、構えて、一本ずつ気合い、全員気合いと力が入れば10本でおしまい。」
(号令)
「気をつけ、これで練習を終わります。」
小学生だから、緊張感を持続させるのは無理。
ゲーム感覚で遊べる練習をしたり、単調な基本の練習を使い分ける。
遊ぶ時は遊ぶ。真剣にやる時は真剣にやる。
限られた練習時間の中で、一つでもいいから何かをつかんで貰いたい。
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