自衛隊警務隊逮捕術
- 2020/10/21 17:39
- カテゴリー:動画
日本拳法は、警察の逮捕術や自衛隊の徒手格闘のベースとなった総合格闘技で、警察や自衛隊の訓練に取り入れられている競技武道です。
逮捕術は、「突き」「蹴り」「逆(さか)」「投げ」「締め」「固め」「警棒」「警杖」「施錠」など総合格闘技的な要素を持つが、あくまでも「相手を逮捕するための技術」であり、格闘技や軍隊格闘術のように抵抗出来なくなるまで打ち倒すことが目的ではありません。犯人に過剰なダメージを与え殺傷すれば事件の捜査や裁判に支障をきたし、人権上の問題も生じるため、打撃は逮捕に必要な最低限となるように指導されています。
自衛隊逮捕術は、自衛隊の警務官・警務官補が特別司法警察職員として職務を行うために研究・開発された逮捕術のこと。
自衛隊警務隊の任務は「捜査」と「保安」に分かれる。捜査は犯罪捜査、被疑者の検挙で、保安は交通統制や要人警護、規律違反の防止などである。警務隊員はそのどちらも対応しなければならない。しかも警察官と違い、相手となる被疑者は近接格闘の訓練を受けた兵士である。
警務隊逮捕術は、徒手で犯人に立ち向かい、相手が武器や凶器を所持していたら警棒や警杖を用いる。
相手に与える危害は必要最小限度にとどめなければならず、「後の先」を大事にする。