2019日本拳法愛媛県大会
- 2019/10/11 17:39
- カテゴリー:大会関連
10月6日(日曜日)
2006年8月愛媛県連盟が発足、同年9月日本拳法の大会を愛媛県で初めて開催し、この秋13周年を迎えました。
今治市で初めて日本拳法の大会を開催したのは、2009年10月4日(日)。11回目の今治大会となります。
さあ、いよいよ、日本拳法愛媛が、今治拳友会が総力を上げて開催する
愛媛県の日本拳法の最大のイベント「日本拳法愛媛県大会」の開幕です。
闘ちゃんず、母ちゃんずは、中四国各県より参加して頂く選手の皆様をお迎えする準備。
子ども達は、ウォームアップ、準備運動。そして、防具練習。
試合前、ばんばん身体を動かして、汗をかいて、モチベーションをあげます。
中四国各地から、19団体、総勢132名のご登録を頂きました。
今治拳友会から20名、岩国支部からは12名が参戦。
愛媛県大会は、試合に出る人も、試合に出ない人も、今治拳友会の全員参加事業として、今治拳友会の総力を挙げて取り組む大会です。
愛媛県大会は、「試合に出る人」、「応援する人」、「支える人」みんなが主役の大会です。
開会式、選手宣誓を務めたのは、中学一年生の虎太郎と小学五年生のはるか。
個人戦は、幼年、小学生、中学生、高校生男子、高校一般女子、壮年(40才以上、二段以下)、一般男子段外、一般男子有段の部。少年部門は、中学生を除いて男女混合としました。昨年から、小中学生部門は、より多くの試合経験が積める予選リーグ、決勝トーナメント方式。
Bコート第1試合幼年の部、初めての大会が愛媛県大会、大会デビューの汰吾(たいが)はなんと三位入賞。
隣のAコートで審判に入っていたため試合は見れませんでしたが、大会終了後ビデオでチェックしました。コートの出入りは、お約束通りコートの出入りはきちんと礼を尽くす。前足の膝は相手に向けてしっかり構える、ぎこちない足捌きながらも、日頃注意していることを、小さいながらに、実践しようとしている汰吾の頑張りに感動しました。
小学一年生の部 慶太 vs 芽依 今治拳友会、ワンツーフィニッシュ!
小学三年生の部 生真(いくま) vs 琉汰朗(岡山総社道場)
「良き友達は、良きライバル!」「決勝で会おうぜ!」決勝戦は、お約束通りお友達対決。
小学五年生の部 はるか
全国大会は、男女別、愛媛県大会は男女混合です。
男の子に負けないぞ!
小学六年生の部 虹花
総合選手権で優勝を経験した選手が混在する中、勝ち上がりました。
中学一年生の部 虎太郎 vs 聡一朗(今治拳友会岩国)
今治拳友会同門対決。
中学女子の部 七星
総合選手権入賞組は、ノルマ達成。
愛媛県大会を制する者が全国を制する。
虎太郎に中学一年生でタイトルを取って欲しかった中学男子の部は、準決勝敗退。
胴蹴りで一本取られた問題のシーン、後で写真で見たら綺麗に足を取ってるやないか。
虎太郎に後で聞いたら、笛がなったら、一本取られたと思って取った足を離したらしいです。
蹴られた瞬間に、返し蹴りをした場合。
「相手の蹴りに一本の旗が揚がっても、旗が入れ替わり返し蹴りで一本。」
「相手の蹴りに二本の旗が揚がっても、一本旗が揚がれば、審判が協議して不十分。」にできたかもしれません。
日本拳法の一本は、撃力を求められますが、軽かろうが一本の旗が揚がれば一本。
蹴らして足を取るな、捌いて取れ、身体で反応しろ、とはいつも言っていること。
体重差・体格差のある選手相手に、距離感が掴めなかったこともあるでしょう。
負けは負けです。負けを真摯に受け止めて、次に繋げて欲しいと思います。
勝者の笑顔。
負けて悔しい、敗者の涙。
負けることは、大人になっても悔しいことです。でもそこからどうするか? で未来は変わると思います。
今日の勝者が明日の敗者かもしれず、逆に今日の敗者が明日の勝者になるかもしれない。
「明日の勝者を目指す!」
いよいよ、クライマックス、決勝戦!中四国最強伝説!
愛媛県大会のファイナルステージ第一部(少年部門)
「選手入場!」
「煙の間を通ってみたい。」と子ども達の間から、声が聞こえる。
煙(スモークマシーン)の間を通りたいなら、決勝の舞台まで駆け上がってこい。
決勝の舞台への花道を通れるのは、決勝まで駆け上がった人だけです。
記録より、記憶に残る試合! 笑いと涙と驚き、そして感動!
★メイクドラマ!愛媛県大会★
伊丹支部のメンバーは、自衛隊の記念行事の為棄権、頼みの綱はおっさんず。
子ども達の頑張りに刺激されてか、おっさんずの健闘が目立ちました。
塾や部活動が何かと忙しい中学生になると、どんな習い事でも、辞める子が多いと思います。拳法は学外活動、習い事と割り切り、習い事を辞めたら関係ない、縁が切れる人も多い切ない世の中だと思いますが、OB、OGが、応援に来てくれたり、親子で手伝いに来てくれたり、世の中まだまだ捨てたもんじゃないと感じさせてくれました。嬉しかったです。(笑)
「お手伝いありがとう。」
表彰式。頑張った子ども達に表彰状を渡してあげることができるのは、実行委員長の特権です。
スモークマシンの演出。
最後の締めの実行委員長挨拶。
人の前に出るのは苦手、話をするのも苦手です。
大きな音とともに銀テープが子ども達に降り注ぐエアーショット。
おかげさまをもちまして無事愛媛県大会を終える事ができました。
日本拳法発祥の地、大阪。競技人口も多い。大会の規模も大きい、参加人数も多い、愛媛に行くより、大阪に行く方が近い、安い。大阪に行くより遠い、お金もかかる。それでも、愛媛へ、今治に、県外よりお越し頂いた皆様、大会に参加、大会を盛り上げて頂いてありがとうございました。感謝の一言につきます。ありがとうございました。
審判員としてお手伝いして頂いた各道場の皆様、日頃の活動から、大会の準備、運営まで温かく支えて頂いた保護者の皆様、スタッフの皆様、関係各位の皆様、温かいご支援とご協力を頂き誠に有り難うございました。
今治拳友会です。
素敵な笑顔で「はい、ポーズ!」
応援して頂いた皆様、ありがとうございます。
成績は、以下の通り。
(大会結果)
今治拳友会
【中学女子】優 勝 井出 七星
【中学1年】優 勝 田村虎太郎
【小学6年】優 勝 井手 虹花
【小学5年】優 勝 中川 はるか
【小学3年】優 勝 平野 生真
【小学1年】優 勝 大島 慶太 準優勝 水本 芽依
【中学男子】三 位 田村虎太郎
【幼 年】三 位 浦田 汰吾
【壮 年】三 位 渡邉 歩 敢闘賞 矢野 寿樹
今治拳友会岩国
【小学4年】準優勝 北島 魁斗
【中学1年】三 位 園畠聡一朗
【高校男子】準優勝 澤村 優雅 三位 有光 凪大
追記
少子化とともに、拳法に限らず年々競技人口が減っています。
参加人数が減るという事は、収入減。今大会で取り組んだのは、昨年に引き続き、中身を充実させるために、少年部の予選リーグ戦、決勝トーナメント戦の実施、魅力ある大会に。継続して行ける大会にして行くために、演出費用などのコスト削減対策。今まで使い回しで使っていた大会看板が使えなくなって、大会看板新調で支出増、大会回数未記入で使い回し、来年からは負担減。決勝戦、暗転、レーザ光線要望有りは、要検討事項。
今年の大会も去年と同様、空調設備を使用しました。使用料が高くなるけど仕方が無いですね。
大会の主たる目的は、青少年の健全育成、技術向上、交流です。量より質、中身を充実、継続していける大会にしていきたいと思います。
愛媛県大会の打ち上げ会の参加者は、子どもと大人合わせて40名。
子ども達の反省及び今後の抱負発表タイムでは「次の大会は、優勝できるように頑張る。」優勝宣言に、会場からは大拍手。(笑)
岡山総社道場の皆さん、打ち上げに参加して頂いて、楽しいひと時をありがとうございました。
「今日のビールは、う、美味い。」(笑)
最高の仲間に、最高の打ち上げでした。
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