まいたうん No.755 日本拳法総合選手権大会 3人が日本一の快挙 人一倍の努力実る
日本拳法総合選手権大会
3人が日本一の快挙 人一倍の努力実る
防具を付け、突きや蹴り技の日本一を競う「2018日本拳法総合選手権大会」が先頃大阪府で開催され、今治拳友会(村上泰史代表)所属の小学生と中学生計5人が優秀な成績を収めました。
優勝したのは、乃万小5年の井手虹花さん(11)、波止浜小6年の田村虎太郎くん(12)、西中1年の井出七星さん(13)の3人。準優勝には、富田小4年の中川はるかさん(10)、3位に鳥生小2年の平野生真くん(7)が入りました。
優勝した3人は人一倍練習し、見事栄冠を手にしました。2連覇した井手さんは練習後、家に帰ると練習中撮影したビデオを再度確認し、自ら振り返るほどの努力家。負けず嫌いの性格で「試合中は、強い気持ちで臨んでいます。勝ち続けます」と井手さん。
一方、昨年全国5連覇を逃し、初黒星だった田村くんは見事、リベンジを果たしました。2度と負けまいと、日本拳法以外にボクシングの練習も取り入れ、足さばきが格段に速くなった田村くん。「誰よりも努力したと思う。みんなと一緒にさらに強くなりたい」と満面の笑顔。
井出さんは新しい突きを取り入れ、ひたすら繰り返し練習をしました。決勝戦、四国大会でもよく当たる強者相手に思いきり突き「嬉しかった。努力が報われた」と話しています。
指導している村上泰史(56)は「居残り練習が結果につながった。また周りの友人や家族の協力のおかげ。勝ってもおごらず、負けてもくじけず頑張ろう」と話しています。
(2018(平成30)年11月10日(土)付 MY TOWN まいたうん No.755 )
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