命名進水式
- 2009/03/16 00:00
- カテゴリー:船
3月16日、月曜日も穏やかな春の晴天。
昨日の前夜祭に引き続き、海運会社の命名進水式に出席してきました。
船の建造に関係するセレモニーには、着工時に行われる起工式や完成時の竣工式などもあるが、最も華やかなのは何といっても進水式です。
関係者にとっては、それまで船台やドックで建造されていた船がその本来の活動場所である海上へ乗り出す、まさに船の誕生の瞬間を祝う重要な節目。
進水式の流れとしてはまず命名式が行われ、その後、支綱切断の儀式を行います。
船体を支えている細い1本のロープが振り降ろす銀の斧によって支綱切断。
それと共にシャンパンが船体に叩きつけられ、船は船台上をゆっくり海に向かって滑り出す。
勇壮なマーチが流れ、船首に飾られたくす玉が割れて紙吹雪と五色のテープが風に舞い、
船の一生の中でも、最も晴れやかな瞬間。
巨大な船体が海に向かって滑り降りてゆくあのクライマックスの感動は、進水式ならではのもの。
進水式は、何回見ても感動します。(*^_^*)
本船の竣工の暁には、安全航海はもちろん宝船となりますよう祈念致します。(^^)
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