2019年(令和元年)6月21日、一般社団法人日本拳法競技連盟は、公益財団法人日本スポーツ協会(以下「JSPO」)への加盟が正式に承認されました。
学校に例えれば、日本国の「サークル(同好会)」から、日本国の「正式な部活動」として認められたという事です。
「部活動」と「同好会」の違いは、学校のバックアップがある、補助金がある、成果がでれば公的な表彰をして貰える。
日本国の「正式な部活動」として認められたという事は、国体の将来の正式競技にできる道が開ける。
(一社)日本拳法競技連盟 茂野会長からの報告書面を添付いたします。
以下転載
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令和元年6月22日
関係各位
一般社団法人日本拳法競技連盟
会長 茂野 直久
(公財)日本スポーツ協会加盟についてのご報告
皆様のゆるぎない団結のおかげで、
5/29加盟栄典部会、6/5理事会を経て、昨日6/21開催の評議員会に於いて、当連盟は公益財団法人日本スポーツ協会(以下「JSPO」)への加盟が正式に承認されました事をご報告いたします。
この事は、形としては(一社)日本拳法競技連盟が加盟団体として承認された訳ですが、一つの団体では無く、「日本拳法」という武道がJSPOの競技種目となったとの理解でお願いします。
これからも手を携えて国民スポーツ大会正式種目となるように、全員の力を結集して進んで行きましょう。
加盟に至るまで
様々な経緯を経て、関係者で協議を重ね数年前に当連盟を立ち上げました。実績を重ねつつ、加盟申請に向けてJSPOと相談をしてまいりましたが、
・数年前に設立した(一社)日本拳法競技連盟が、継続して活動をしている多くの組織体に対して、ガバナンスを効かせて実際に纏め上げて運営していけるのか?
・全国組織として継続して活動して行くには予算規模が脆弱ではないか?
・JSPO加盟の為に傘を被せた箱だけの団体にならないか?
・允許組織との関係をどうするか
等々、多くの問題がJSPOより提起されました。
その様な危惧は以前から我々も共有しており、当連盟が真の統括団体になる為には、(一財)日本拳法全国連盟の発展的解消が必要と考え、同全国連盟の事業の中で「昇段審査及び允許」以外の全ての事業を、平成31年4月1日を持って、(一社)日本拳法競技連盟に移管する事を決定しました。
当面は全国連盟から移管された部所を当連盟の部所として活動して戴きます。各部所の担当者や新設する部所等、整備しなければいけないことも沢山ありますが、我々のJSPO加盟の第一の目的は競技人口の増加であります。
その為、力を合わせてより良い日本拳法界を作り上げて行きたいと思います。
競技連盟の運営について
各允許団体、地域競技団体、職域競技団体は、いずれも(一社)日本拳法競技連盟の加盟団体として、当連盟加盟団体規程に服する事となり、一体となって活動してまいります。
また各地域競技団体より提出される名簿・会費納入に基づき、会員登録及び管理を行い、すべての加盟団体及び登録者に対して、定款、加盟団体規程、その他関連規程に則り、当連盟は指導、監督、処分を行う権限を有することになります。
これを適切に行使することにより日本拳法界全体を統括し、組織運営に重要なガバナンスを保持し運営してまいります。
また、地域競技団体である各都道府県連盟の充実の為に様々な施策が必要になると考えています。
皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。
以上