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命名受渡式

多島海景の自然美が一望できる造船所の命名受渡式に出席してきました。

船の進水には、造船台から進水台を滑り、海に入水する方法と、
ドックに注水して船を浮き上がらせる方法の2種類があります。

ドックで建造した場合は、進水式は行わず、完成して引き渡す時に命名式を行って船の誕生を祝います。
進水式に代わるものとして実施される命名式は、現在の大型商船でよく用いられる様式です。
命名式をもって船の所有権は造船所から船主へ移るため、引渡式とも言われます。

発注は四年前、めでたく竣工の日を迎えました。
命名受渡式は船上にて執り行われました。

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命名受渡式。


竣工式
カウントダウンで支鋼切断。
くす玉が割れると同時に、風船と共に紙テープが舞いました。

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船橋からは、多島海景の自然美が一望できます。

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陸上から船への移動手段は、冷暖房完備のゴンドラ。
招待客は、ゴンドラに搭乗し、造船所のクレーンで吊り上げられて、船陸間を移動します。

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命名受渡式終了後、船は離岸し、韓国に向けて出航準備。

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貸切船に乗船して、船を周回しながら、見送りクルージング。
岸壁から、紙テープでの出航見送りが一般的ですが、見送りクルージングは初体験。
造船所の粋な計らい、感動の瞬間です。


竣工式(見送り)

本船の竣工の暁には、安全航海はもちろん宝船となりますよう祈念致します。

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