9月18日木曜日、今治西道場。
日に日に涼しい時間帯が増えてきて、秋らしくなってきました。
笛を吹くのが間に合わない、旗を持つのが間に合わない。
審判は、一本と認定したとき、旗表示・笛による合図を行いますが、笛を吹けないときは、「一本」と発声します。
速攻お見事!「一人で五人分の気合い!」がモットーの小学校二年生のコタロー指導員。(笑)
「始め!」の号令で即「一本!」の事を「初喝」といいます。
日本拳法の防具を着装することで、安全にしかも思いっきりやれる、それが日本拳法の醍醐味であり魅力ですが、思いっきりきた突きや蹴りが防具外にあたると、そりゃ痛い。これを「不慮の事故」と言います。(笑)
防具外への攻撃は、「警告」
「警告」は引き分けの場合は判定の材料に、少年ルールでは、警告3回で相手の二本勝ちにになります。
ここで、反則アピールについて
大きな大会で、アピールなのかなんなのか、当たっても無いのに頭を振る、アゴをすぐに上に向けて頭を振る仕草をとる子、胴に当たっても頭を振る?軽くふれただけなのに大げさに当たった事をアピールする子、大げさに痛がる子がいます。
全国大会常連の強豪の道場の子だったりしますが、指導者はその試合をみて何も思わないのか?道場で当たったときの頭の振り方、反則アピールの仕方を教えているのか?とさえ思ってしまいます。(笑)
武道を修練する者として恥ずかしくないのか?
反則を過剰に審判にアピールする行為は非常に見苦しく、武道精神に反します。
今治拳友会の子ども達には、当たっても顎を引いて、「頭を振るな。痛がるな。アピールをするな。」
「節度ある堂々とした態度で振る舞え!」と日頃から言っています。反則アピールで勝って欲しくないと思います。
防具外攻撃の反則は、安全対策上致し方ありませんが、実戦では当てられた方が負けです。
相手の攻撃を捌けないのは未熟の証と捉えて精進すべきだと思います。
この調子で、気合いを入れて頑張って行きましょう。