心と体を鍛錬、海岸で寒稽古 今治 2015年01月02日(金) 8時11分配信
【写真】早朝の砂浜で寒稽古に励む今治拳友会の道場生
日本拳法の今治拳友会の寒稽古が1日、愛媛県今治市東村1丁目の織田が浜海岸であり、小学生から大人までの道場生約30人が冷たい風の吹く中、力強く突きや蹴りを繰り出し、心と体を鍛錬した。
寒さに負けない気力と体力を養おうと、2011年から取り組んでいる。今回は香川、岡山、兵庫の3県からも参加した。
道場生は辺りが真っ暗な午前6時すぎから砂浜をランニング。はだしになって、突きや蹴りの基本動作を繰り返した。
日の出ごろには、大人が膝付近まで海に入り、子どもは波打ち際に移動。寒さに耐えながら、気合の入った声とともに稽古に打ち込んだ。
初日の出に願いささぐ 今治 2015年01月02日(金) 7時56分配信
【写真】織田が浜沖の燧灘に昇る2015年最初の太陽=1日午前7時50分ごろ、今治市東村1丁目
今年も良い年でありますように―。2015年が明けた1日朝、愛媛県今治市東村1丁目の織田が浜海岸には市民らが初日の出見物に訪れ、分厚い雲の後方から姿を現した朝日に願いをささげた。
今治はこの日午前、最低気温が平年より1.9度低い0.8度まで下がる厳しい寒さとなったが、燧灘から昇る太陽を拝もうと、見物客や寒稽古を終えた道場生ら約150人が見守った。日の出時刻の午前7時15分ごろには厚い雲に阻まれていたものの、約30分後に雲の隙間から神々しい光が降り注ぎ始めた。