2月19日、低気圧・前線の通過で、本降りの雨。夜はガクッと寒くなってきました。
雨降りに寒さが加わると家の外には出たくなるのは誰しも一緒です。
今日も日本拳法の稽古に行ってきました。
そんな中でも参加者は寒さに負けず頑張っていました。
寒い時節柄、風邪を引かないように体調管理には十分気をつけて下さいね。
さて、愛媛県今治で、秘かなブームになりつつある、(@@;;;) はて?
自然発生的に誕生した今治拳友会の日拳エクササイズ。
それについて、問い合わせがありました。
私なりの考え方や今の現状について返信したメールを転載します。
エクササイズクラスとは、ジャージや運動着で気軽に参加し、昇級試験や大会参加を目的にしない人達を指します。
一般的に、武道の道場のイメージとは、全員が道着を着用し、緊張感があり厳しい練習をする場所と捉えていて、武道には興味があるけど、気軽に参加するには敷居が高いと考えている人が多いようです。
気軽に楽な格好で身体を動かせたりできるのがいいみたいです。
子ども達も、大人も、日本拳法のTシャツとかトレーナーを着て練習に参加したりするのも、日本拳法をやっているという気がして楽しいみたいです。
一時、ビリーズブートキャンプが流行りましたが、一人では直ぐに挫折しやすいけど、チームに入れば継続していきやすい。
同じ運動をするなら、技術体系が身につくような運動をした方がより面白いといった考えです。
道着を着用していないので、むろん立ち技中心の練習になります。
本来は、基本が出来ていないと空乱や防具練習はやらせないのが当たり前ですが、
発想の転換で、たまにゲームにして遊んだりします。
ゲーム名称:タッチタッチゲーム
ルール:顔面無しで、胴にタッチを競う。但し、中段の構えからタッチしたら中段の構えに戻す。
用意:胴のプロテクターとグローブ着用。
時間:30秒~1分でローテーション。
やってみたら解りますが、初心者も混じってゲームにして遊ぶと、中級者以上の人にとってもいい足裁きの練習にもなるし、いい運動量を確保し結構面白いんです。
ゴルフの打ちっ放しの練習だけじゃ面白くありません。本コースに行ったらゴルフの面白みも解るし、練習の意味、意欲が湧きます。
日本拳法も基本練習は大事ですが、日本拳法の面白みを体感すると、練習の意味を理解し、意欲が湧きます。
エクササイズクラスで、物足らなくなれば、一般の部に変更します。
岡山大会ではエクササイズクラスの卒業生が、二人デビューしました。
メタボ対策、ストレス解消、健康促進、目的は人によってそれぞれ。
年齢、体力を問わずに、老若男女問わず、継続できる「生涯日本拳法」
自分のペースで楽しみながら気軽に参加でき、日本拳法の技術を体感できるのが、日拳エクササイズではないでしょうか。d(^_^o)
これがいいか悪いか、あくまで、自己流です。
追記
武道は、「礼に始まり、礼に終わる。」
遊び心を取り入れながらも、武道の心はしっかりと学びます。