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中年三銃士

3月12日、通常稽古日、穏やかな晴天で春を感じさせる陽気となりました。
日本拳法連盟香川県支部香川拳法クラブより、正式な四国大会の案内が今日到着しました。

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少年の部稽古始めは、ピシッと緊張感のある礼で始まり、稽古終了も、ピシッとした緊張感のある礼で締めることができました。
いつもは必ず懲りない面々がいるものですが、今日の少年の部の稽古は、気持ちよく始まり、気持ちよく終わる事ができました。子ども達自身、私も、見ている人達も気持ちがいいものです。(*^_^*)

少年の部稽古終了後、子ども達の緊張感は解き放たれ、周りは遊び場として化します。
それと入れ替わり、一般の稽古が始まります。

今治拳友会には、私の同級生が二人います。

一人目はM先輩。(▼▼;)σ
M先輩は、中学高校の同級生。
岡山県大会の熱い戦いは、皆さんの記憶に新しいところ。
ここで存在感を示したのがM先輩
「負ける気がしない。」と望んだこの大会。
一回戦 不戦勝、本人曰く相手が恐れをなして棄権したとか。('ε')
勝ちは勝ちですが…。(-_-)ゞ゛
二回戦 昨年の徳島大会段外の部の優勝者藤江1級(岡山商大)に善戦空しく敗退。
「次は勝つ。」と意欲満々。

日本拳法にデビューしたのは、
忘れもしない2007年9月3日、今治拳友会創設の年で。
愛媛県での日本拳法の大会は初の愛媛県大会(団体戦)。

彼には、色々なエピソードがありますが、
長女の通う学校から、特別にご招待を頂き、保護者面談に行った時の話。
校門までは道着を着用して勇ましく登場したものの、
直前に娘のストップがかかり、日本拳法のTシャツに着替えて先生との保護者面談。
娘の話より、日本拳法の話に花が咲いたとか…。(~▽~;)ナント!?
結構、野性的なところはありますが、いい親子してます。(^^)

M先輩、一言で表せば「野獣」(°д°;;) ナント!

二人目は、ヒロシ。(▼▼;)σ
周りに希望の光と勇気を与える、自称中年の星「ヒロシ」
防具練習を私とする時、三角目で気合いは「この野郎ー」
いつかは私を負かそうと内緒で市民体育館に筋トレ通い。
昨年11月の徳島大会段外の部で衝撃的なデビューを果たし、善戦空しく敗退。

ヒロシ、ニックネームは「ローラ」(-_-;)ムゥ・・・
彼は、子どもの通う学校の先生にも名前を呼ばれず、「ローラさん」で親しまれています。

この二人のオヤジ共々、今まで格闘技未経験から始めて、日本拳法は地方大会で段外の部で出場し、現在は茶帯取得、黒帯目指して頑張っています。(^^)

私は、地方大会では、「まだ出るんですか。」と言われつつも、
同級生にやれと言って、やらせている手前、引くに引けず、
この中年三銃士事3人で「中年の星」争奪戦を繰り広げています(笑)

3月は、子ども達にとっては春休みを間近に控え、一般の人達にとってはバタバタする年度末。

途中、「人をもっと笑顔にしたい!!」がモットーの花屋ケンジと「男に対してはめっぽう強いが、嫁にはめっぽう弱い。」の番長ことY也が、応援に駆けつけてくれました。
稽古に参加出来なくとも、気にかけてちょこっとでも顔出してくれるだけでも嬉しい物です。(*^_^*)
社会人にとっては、仕事があっての日本拳法。仕事も頑張らないとね。

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今日は防具練習前に、番長ことY也に、中年三銃士を囲んで集合写真を撮って貰いました。(¬ー¬) フフ

今治拳友会では、年長のお友達から、オヤジまで楽しくいい汗をかいています。ε- (ー ^ ) フッ

拳は人、法は道なり

3月10日の通常稽古、日中は、春らしい晴天、日差したっぷり降り注ぎ、春爛漫の陽気。
この時期は花粉との攻防戦が続きます。(~_~;)

先日の四国代表者会議で、四国大会の開催要項も決定しました。
正式なご案内はこれから各団体に送付される事となりますが、四国大会の案内と参加申込書を作成し、配布の準備に取り掛かる事にしました。
今治拳友会では、殆どが大会参加に縁のない子ども達です。
大会参加が全てではありませんが、日頃の練習の成果を発表できる場所であり、やる気やテンションの上がるきっかけになればと思います
一足先に、メーリングリストで四国大会のご案内!! ほんと、便利な時代です!

先般の拳法衣のサイズ合わせはまだ途中で、今月中には取り纏めたいと思いますが、
少年の部の稽古では、先発隊で届いた拳法衣を着用して、M里が初の拳法着姿で登場。イイネ |ー^)b

少年の部の稽古始め、
「全員整列!」「気をつけー!、背筋は伸ばし、手はピシッと、足は90度!」
全員の姿勢と態度をチェックします。
ここで一言でもおしゃべりをしたり、ピシッとしていなければ、お尻をストライキングパット(ダブル) で「パチーン!」と大きな音がするように叩きます。

ストライキングパット(ダブル) は、叩くと結構大きないい音がするので、蹴りの練習使っても楽しいし、お仕置きに使っても大きな音でびびらせる事ができるので重宝してます。(笑)
これが練習用だけの道具になる事を祈念しますが…。(;-_-;)
厳しい練習だけじゃ誰しも嫌になるし、遊びだけなら収拾がつかなくなるし、楽しめるような練習も取り入れながら、飴と鞭を使いわけています。

正座をして黙想、道場に礼、お互いに礼、練習を始めます!

拳法とは「拳は人、法は道なり。」
私の好きな言葉で、故日本拳法協会 最高師範 森 良之祐先生から頂いた色紙は、今でも額に入れて飾ってあります。

私達が、人として忘れてはならない礼儀作法や道徳があります。
社会に出ても、恥ずかしくない人になって貰いたいと思います。

日本拳法の防具を着装することで、安全にしかも思いっきりやれる、それが日本拳法の醍醐味であり魅力ですが、少年の部は面無し防具試合なので、顔に当たると痛いと恐怖心もつきまといがちです。

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少年の部の防具練習は、顔面無しで、胴の加撃のみ許可。

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「パチンと音が出るように胴を突け!、中段の構えから攻撃したら中段の構えに戻す。」

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初拳法着のM里、時たま基本通りのいい胴突きも…。
基本練習してる事が実際に使えればM里も嬉しいだろうけど、私にとっても嬉しい事。d (-_^)

間合いの取り方とか攻防は、まだまだこれからですが、

今日の稽古も皆良く頑張りました。( ^ー゜)b

追記
一般の部の稽古は、M先輩と長男の親子参戦。大阪の某大学今年卒業で少林寺拳法部主将を務め二段の腕前。
親子で遊べるって事は楽しいし、私達にとっても現役バリバリの若い世代と一緒に遊べるのは楽しいしいい刺激になります。(*^_^*)

四国大会開催決定

空は青ではなくて、ボンヤリとした白で雲が主役の一日。
朝、自動車に乗り込む。
車の流れはスムーズで渋滞にはまることなく進んでいた。
今治小松自動車道湯ノ浦IC・ETCゲートを通過し、加速時に軽快なエンジンのエキゾーストサウンドを奏でる。
松山自動車道に入り香川県高松市へ向かう。

向かった先は高松市内のマツノイパレス。
ここに四国四県の日本拳法の代表者が集う。

ホテルのロビーで出迎えてくれたのは、香川拳法クラブの佐藤指導員。
香川拳法クラブは、昭和62年に創立、去年一昨年の愛媛県大会団体戦では二連覇を達成。
佐藤指導員は、明治大学拳法部歴代主将で明治大学のインカレ三連覇を経験し、去年は岡山大会、徳島大会の個人戦優勝と、今なお走り続ける中四国を牽引する代表する選手。

そして、中京大学拳法部後輩の歴代主将の岩嶋。
岩嶋は、いとも簡単に相手の体を自分の肩の高さに持ち上げ「持ち上げ一本」で担ぎあげる相手も負かすパワー・ファイターで、その強さは憎たらしいけど可愛い後輩(笑)
後輩の岩嶋とは、会えるとは思ってはいない場所で、久々の再開で嬉しい瞬間でした。(*^_^*)

四国4県が一つの地域として一体となって、去年の5月に徳島県で記念すべき第1回日本拳法四国大会が開催されました。
そして、今年は香川県主管による第2回日本拳法四国大会の開催の決定しています。
来年の四国大会は、愛媛県主管による開催を予定しています。

四国代表者会議(四国大会打ち合わせ会)
ここで、四国大会の開催要項についての確認等打ち合わせを行いました。

第2回日本拳法四国総合選手権大会
日時:2009年5月17日(日)
場所:香川県立体育館 高松市福岡町2-18-26
共催:日本拳法連盟徳島県支部、日本拳法連盟香川県支部、日本拳法連盟高知拳法クラブ、愛媛県日本拳法連盟

四国大会の無事開催と、四国大会を通じて四国地域の日本拳法の更なる普及発展と拳法の和を広めていけるように…、熱い想いはそれぞれ。
時間なんて、あっという間に過ぎていく。

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終了後は、四国大会の会場となる香川県体育館に寄り道をしました。
場所は、高松市内中心部の海の近く。
舟型の体育館として親しまれる香川県立体育館は、丹下健三の設計により、昭和39年に建設されました。
構造の大胆さと躍動的な造形美、やはり日本現代建築界の巨匠の名作ですね。(^^♪
ここで四国の日本拳法の侍達が、熱い戦いを繰り広げるんだなと感慨無量。(*^_^*)

四国が一つになって、山が動き始めました。
四国の日本拳法を盛り上げまっせ!(^^♪

追記
去年、高知に転勤した松山拳友会の「勝負の時には、殺意を持って望む。」がモットーの小松指導員。
今年も、北斗旗全日本空道体力別選手権予選にエントリーし、全日本大会出場を目指し、高知拳法クラブで頑張ってるんだって。(^-^) フーン
今日ここで耳にした嬉しい近況報告でした。(^^♪
私達も負けないように頑張らなくちゃd(-_^)

先輩・後輩

3月5日、通常稽古の日。
私は、中京大学日本拳法部OB会に出席の為に、稽古はお休み。m(__)m
代わりに「趣味はダイエット、特技はリバウンド」をモットーとするM先輩にお留守番をお願いする事にしました。

雨の降る中、暗い山道を車で一時間。

集合場所は、松山市二番町にある割烹「志季(しき)」
ふぐ刺し、ふぐちり鍋。
雨が降り寒い時には、暖かい鍋が最高です。ε- (ー ^ )

名古屋から、はるばる福島先輩、後輩の伊藤が愛媛に来県。
愛媛県からは、県OB会長の野中先輩、後輩の県連盟の事務局長を務める西野、私を含め3人、計5人の日本拳法部OB。
参加者全員が歴代の主将、ちょっとした中京大学日本拳法部歴代主将会議となりました。

飲まずに今治に車で帰る予定が、
福島先輩の一言「代行代は俺が出す、代行で帰れ!」
先輩の命令は絶対!(--)>
先輩の一言で、急遽宿泊する事にしました。

福島先輩は、中部学生拳法選手権大会二連覇した昭和46年の6代主将。
当時は口髭を生やし、眼光の鋭い怖い先輩だったに違いありません。
県OB会長の野中先輩は、福島先輩のまた先輩で4代主将、中京大学日本拳法部と日本拳法愛媛の基礎も支えて頂いた大先輩なのです。
今は両先輩共に、後輩想いの優しい大先輩です。

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大学の体育会では先輩が神様で、先輩の命令は絶対!∠( ̄∧ ̄)
4回生は神様、1回生は奴隷のような扱いで、一番辛い時期。
100メートル先でも、先輩の姿が見えたら、背筋を伸ばして直立不動。
大きな声で最敬礼をして「ちわっ!」
学内でも街でも、先輩に行き会えば、直立不動で大きな声で最敬礼をして挨拶。
稽古中は先輩から、助言の言葉を頂く時は即正座。
1回生は、礼儀作法を徹底的にたたき込まれます。

大学から日本拳法を始めても、厳しい練習に耐え、密度の濃い練習をこなすから、スタミナ、体力、強い精神力、技術を習得できるんです。

歴代主将会議は、久しぶりの再会に盛り上がり、その流れは二次会、三次会になっても止まりません。(#^.^#)
誰も帰る、帰りたいというはずもなく、お店の閉店時間午前2時をもって歴代主将会議はお開きとなりました。

4年間クラブ活動を続けた事は大きな自信となり、卒業後も同じ釜を食べた仲間として世代を超えて先輩、後輩と高い結束力で繋がれています。

「攻めて!攻めて!攻めまくれ!」それこそ中京魂!
中京魂は、今でも心の中で生き続けています。(^^)

先輩、後輩っていいもんですね。(*^_^*)

追記
朝7時起床、今日も雨。
M先輩、お留守番ありがとう。(^^)/
稽古の様子がどうだったか気になりますが、
後日M先輩の稽古日記を楽しみに待つ事とします。(¬ー¬) フフ

皆勤賞

3月3日、春の到来を思わせたのもつかの間、一転して今日は冷たい雨が降って体感はヒンヤリ、
春より冬を感じる日。今日は、手がかじかむような寒い日です。
こんな寒い日に外へ行きたくないし、稽古は休みたくなるのは私も一緒。
そこは勇気を出して、一歩前へ。

「雨にも負けず、風にも負けず、雪にも暑さにも負けない。」
宮澤賢治の代表作「雨にも負けず」として多くの人々に親しまれているのはひとえにその精神。
現実はなかなかそうもいかないもんです。 (- .-)ヾ

普段はコンビニ、今日は稽古前に安売りのディスカウントショップに立ち寄りました。

カルビーじゃがりこ98円
森永チョコボール2種類59円×2
合計216円×5セットのお菓子セット。

少年の部の月初めの稽古は、先月の皆勤賞のご褒美の日でもあります。
先月は寒い日が続いたので、体調を崩さず稽古を全て参加したのは価値があります。
週二の稽古に休まず参加した子ども達へのご褒美。
火曜日だけ、木曜日だけ、週一の稽古に必ず参加している子ども達もいます。
それは今後どうするか検討課題ではあります。(’’;)
実際は、たいしたお菓子ではないかもしれませんが、子ども達の日本拳法の稽古に行く動機付けになればと思います。

少年の部の稽古終了後、全員整列。
一人ずつ、顔を見ながら名前を読み上げ出欠をとります。
今日嬉しかった事は、
今まで名前を呼んでも、恥ずかしくて返事が出来なかった年長のお友達が、
元気よく「はい」と返事を返してくれた事。
少しずつ社会性ができて成長してくれるのは嬉しいものです。(=^^=)

一般の部は、試験も無事終了した中高生も稽古に参入。
途中、「人をもっと笑顔にしたい!!」がモットーの花屋ケンジが、配達の仕事が終わった足で応援に駆けつけてくれました。
ケンジは、仕事帰りで拳法着を持参していないので今日は見学だけにするとの事。

軽く防具練習が始まる頃には、見学だけの予定だったケンジも、胴を着装して参入。w(°o°)w
面を着装していない時は、お互いに胴への加撃のみ許可。
いつもの通り、ごちゃ混ぜの防具練習です。
寒い日は、身体を休めていると尚寒いし、見るだけより一緒に身体を動かしていい汗をかくに限ります。(^-^ )

見ものだったのは、高1のK子と中3のU平の対決。

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結構二人が熱くなっています。(^◇^ ;)
この二人も殆ど皆勤賞です。

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ご褒美のお菓子セットはありませんが、K子の面突き、U平の面突きのワンショット。

外は寒くとも、今日も道場の中では熱いドラマが繰り広げられています。(*^_^*)

稽古終了後、外は雨も止んでいました。

最強格闘技の科学

どの格闘技が最強か?

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「最強格闘技の科学」福昌堂発行
中部大学助教授・理学博士 吉福 康郎 著
伝統空手、キックボクシング、日本拳法、大相撲、中国拳法、フルコンタクト空手、少林寺拳法

最強の格闘技とは何か?強さとは何か?どうすれば強くなれるのか?

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この実験では次の条件で4格闘技の被験者を選んだ。
1)大学生(卒業直後含む)である事。
2)学生として一流選手である事。

 種目・身長・体重・年齢・経験年数・備考
a)空手 178 95 21 10 拓殖大学 空手部主将
b)日本拳法 169 65 21  7 中央大学 日本拳法部主将
c)中国拳法 170 64 23  5 元・明治大学 中国武術研究会主将
d)キックボクシング 184 75 22  5 元・日本大学 キックボクシング部主将

日本拳法については、
その場逆突きと移動突きで最大値を出したのは、意外なことに体重が65Kgと小柄な選手…。
日本拳法は軽い突きは有効打とみなされない。その為自然に強い突きをだすようになったのであろう。
日本拳法のフォームは全身のパワーを巧みに用いて大きな衝撃力を出すのに向いている等々。

格闘技を科学的に色々な角度から分析している興味深い本。

どの格闘技が最強か?
どんな条件あるいはルールを設定するか、禁止技を約束したり、勝敗を判定する規則を決めない事にはどちらが強いと決める事はできません。
体格や素質、経験年数や練習量、格闘技の強さを比較するには一筋縄ではいけません。

最速、最強云々は個人の力量と言っていいでしょう。

余談ですが、日本拳法の被験者とは、東日本大学の大会の団体戦の大将戦で対戦した事があります。
当時の被験者は、どこで何をしてるのか解りませんが、今は私と同じオヤジですね(笑)
この本が発刊されたのは、私が中京大学4回生の時で、K-1の立ち上げより前になります。

空手、キックボクシング、日本拳法などの打撃系格闘技で、何が最強、誰が最強、共通ルールのもと、「立ち技格闘技」世界王者の座をめぐり、熾烈な闘いを繰り広げる「K-1グランプリ」

K-1の立ち上げから関わり、K-1チーフレフリーを務めたのは日本拳法協会 主席師範 猪狩元秀(キックボクシング元WKAチャンピオン)日本拳法は、その他ボクシングの元世界チャンピオン 渡辺二郎などの名選手を排出してきました。
2002年にはミドル級(-70kg)部門を立ち上げたのが「K-1 WORLD MAX」シリーズ。

「K-1 WORLD MAX 2009~日本代表決定トーナメント」
やっと録画DVD観る事ができました。(^^)

アニメのキャラクターのコスプレ姿で入場する
キックボクシングの日本チャンピオン・長島☆自演乙☆雄一郎選手

「やる時はやる、遊ぶ時は、遊ぶ。」

入場する際のコスプレ姿と変わって、試合になれば人が変わったようにあの闘志と気迫。
そのギャップが面白いし、そのメリハリの気持ちの切り替えは凄く大事だし、私達も見習なければならないと思います。

K-1は、有効な技の数ではなく、相手に与えたダメージの総量で勝敗を決めるルール。
このようなルールに従うと、一撃必殺は実力に大きな差がある場合を除いて極めて難しい。
相手の防御を崩しかいくぐりながら、まず軽くても良いから有効打を当て、相手はひるんだ隙に第2、第3の攻撃をするというパターンになりがち。

一回戦、ひたすら前に前進、ノーモーションのワンツーの連撃が面白いようにヒット。
前拳で奪ったダウン。
相手の腕のガードを掻い潜り、ダウンを奪った後拳(逆突き)

現NPO法人日本拳法協会理事長 猪狩元秀は、キックボクサー時代「マッハパンチ」と呼ばれる、相手より一歩早い攻撃で世界を制しましたが、これも日本拳法の直突きが元。
日本拳法の突きは威力が出やすいというのは有名だし、その技術は魅力的。

準決勝で一回戦のバッティングの傷が開いて、惜しくもドクターストップでTKOで負け。
出血で目が見えなくなっても前に向かってひたすら前進、あの闘志と気迫。

本当に残念でした。(;´д` )

ワンデー・トーナメント、勝ち抜くには、素早さと打たれ強さ、格闘技の技術だけではなく、体力やスタミナも必要。

試合途中、解説者の「あのパンチは、日本拳法の縦拳ですね。」

日本拳法において縦拳は伝統的に直突きと呼称され、
中段の構えから、片足を軸に、腋が開いたり、ヒジが外側に出たりすることなく、拳が最短距離を通って相手のアゴの位置に向かって突き出す直突き。
瞬時に間合いを詰め、体重を乗せて放つ直突き(下肢も含めた全身運動を拳に収束する)のスピードと威力は日本拳法の代表とする技術。
平拳に比べて横幅が狭いため、相手の腕のガードを掻い潜り易い長所があり、。
数ある突き技の中でも最も重要な基本のひとつとして数えられています。(・_・)σ

日本拳法は、自衛隊の徒手格闘の原型に、又警察の逮捕術にもその技術が取り入れられ実用性が高い事が証明されています。
防具を着装しているから、思いっきりやれるのが日本拳法の醍醐味であり、魅力。

最高に面白い試合でした。
日本拳法の技術のいいところも垣間見せてくれた長島☆自演乙☆雄一郎選手の気迫と闘志に感動。(*^_^*)

K-1ファン、日本拳法ファンでなくても、夢と感動を与えてくれたのではないでしょうか。(*^_^*)

防具デビュー

2月26日、2月最後の稽古の日。
寒さも緩んできましたが、恐怖の花粉が飛び交う時期も到来します。
中学生、高校生は試験中の為、稽古はお休みです。
のはずだった…。
少年の部の稽古終了後、中学卒業を控えたU平が登場。(;゜゜)

岡山大会終了後に、拳法面を着装しての防具練習を始めるのは前々から約束してた事。
今日は、そのお約束を果たす事にしました。

初めての鉄の拳法面着装、これがずしっと重い。
日本拳法の重い防具を着装し負荷をかけることは、体力、スタミナの養成にも繋がります。

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拳法面を着装しての防具練習。
対面して、お互いに中段の構え。
互いに一本ずつ交代で、一回パチンと突いたら、相手の突きがパチンと帰ってくる。
軽く前拳(刻み)の面突き、次に後拳(逆突き)の面突き、後拳(逆突き)の胴突き、胴蹴りと段階的に運動負荷をかけるようにします。

 ファイル 110-2.jpg
どの間合いで突きが届くか、防具に触れる感触と感覚、リズミカルな対面での打ち返し、遊び感覚を取り入れたこの練習は、結構面白い。

次に軽く防具練習。
小学生・中学生までは、面無し防具試合で顔は寸止めで行います。投げ・逆捕りはありません。
高校生以上は、面有り防具試合。
一本の目安は面は思いっきり相手の頭を揺らすくらい打ち込んで、防具が無ければノックダウンするくらいの撃力を与える攻撃が一本。
拳法面を着装しての初めての防具練習は、距離感も、間合いも戸惑いをみせたはず。

私が、中京大学日本拳法部に入部した時。
部員は大学に入ってから日本拳法を始めたという面々ばかり。
厳しい先輩の上下関係と厳しい練習。
それに耐える事で、1年ほどで身体がひと回り大きくなり、3回生になるころには黒帯を締めるまでに成長します。
初防具練習、防具がことのほか重い。
先輩が「練習中は先輩、後輩も無い。思いっきりかかってこい。」
と言われても、突きも蹴りも当たるすべもなく、ぼこぼこにされた記憶があります。
拳法面を着装しているので顔に傷がつきませんが、
顔全体が筋肉痛で食事ができませんでした。(´Д`)

U平は、今日の拳法面を着装しての初めての防具練習はどのように感じたでしょうか。(^^)

今日の稽古はいい汗かきました。(^^)
U平は明日試験だって、(@_@)
試験頑張れよ!(`^´ゝ

家に帰って外は雨が降っていました。

追記
先日見逃したTBS系で放送された
「K-1 WORLD MAX 2009~日本代表決定トーナメント」
録画DVD入手致しました。(^^)

キッズ格闘グループ誕生

2月24日、雨上がりの夜、稽古の日。

先般、岡山大会で出店していた明倫産業にお願いをして、見本の拳法着を持ち帰りましたが、
今日新たに、異なる2種類の拳法着の見本を送って頂きました。
日本拳法の拳法着は、生地の種類(織刺地・11号帆布生地)の他、打突の衝撃を緩和するキルティング仕様等もあります。
私は学生時代に、キルティング仕様の拳法着を愛用していたので、私の拳法着はキルティング仕様。

稽古前のひと時、子ども達の保護者を交えて、拳法着を広げて、どれにしようか思案中。

「さあ、どれにしようかな。」s(・’・;)ゞ エートォ

先日TBS系で放送された
K-1 WORLD MAX 2009~日本代表決定トーナメント」
長島☆自演乙☆雄一郎選手、
準決勝で一回戦のバッティングの傷が開いて、惜しくもドクターストップでTKOで負け。

この長島☆自演乙☆雄一郎選手の話で盛り上がる、盛り上がる。(^◇^ ;) ほぇ~
解説の「あのパンチは、日本拳法の縦拳ですね。」なんてね…。(^^♪

残念ながら、私は所要の為、家に帰れず見逃しました。♪~( ̄ε ̄;)

日本拳法って何!それから始まり、
まさか今治の地で日本拳法の話題で盛り上がる場面ができるとは、夢にも思いませんでした。
愛媛県も少しずつ、日本拳法という言葉が浸透してきて、
一瞬微笑ましく感じる瞬間でもありました。(*^^*) フフ

さて、キックボクシングの日本チャンピオン・長島☆自演乙☆雄一郎選手
本名 長島 雄一郎(ながしま ゆういちろう)1984年7月2日生まれ。
報徳学園高校卒、流通科学大学日本拳法部出身。血液型はA型。
趣味は「アニメ鑑賞 日本拳法」
格闘家としてのモットーはコスプレイヤー系格闘家

パフォーマンスだけでなく 強さも持ち合わせたコスプレイヤー系格闘家、
日本拳法ファンでなくても、夢と感動を与えたのではないでしょうか!(^^♪

今治拳友会にも、コスプレイヤー系格闘家志望はいる事はいるんですが、
「次は勝つ。」と気迫だけは認めましょう。
夢と感動を与えるまでには少し時間がかかりそうです。(;-_-;)
それはさておき、今日の稽古も皆よく頑張りました。

少年の部の稽古終了後、

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日本拳法愛媛のキッズ格闘グループ誕生!!
中段の構えに、ピースサイン!も決まってる。
ファイティングポーズ!は、めちゃやる気!
「カッコいい!」と視線はカメラ目線。(¬ー¬) フフ
何故だか修行僧まで登場(笑)

こうして今治の夜はふけていく。

日拳エクササイズ

2月19日、低気圧・前線の通過で、本降りの雨。夜はガクッと寒くなってきました。
雨降りに寒さが加わると家の外には出たくなるのは誰しも一緒です。
今日も日本拳法の稽古に行ってきました。
そんな中でも参加者は寒さに負けず頑張っていました。
寒い時節柄、風邪を引かないように体調管理には十分気をつけて下さいね。

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さて、愛媛県今治で、秘かなブームになりつつある、(@@;;;) はて?
自然発生的に誕生した今治拳友会の日拳エクササイズ。

それについて、問い合わせがありました。
私なりの考え方や今の現状について返信したメールを転載します。

エクササイズクラスとは、ジャージや運動着で気軽に参加し、昇級試験や大会参加を目的にしない人達を指します。

一般的に、武道の道場のイメージとは、全員が道着を着用し、緊張感があり厳しい練習をする場所と捉えていて、武道には興味があるけど、気軽に参加するには敷居が高いと考えている人が多いようです。

気軽に楽な格好で身体を動かせたりできるのがいいみたいです。
子ども達も、大人も、日本拳法のTシャツとかトレーナーを着て練習に参加したりするのも、日本拳法をやっているという気がして楽しいみたいです。

一時、ビリーズブートキャンプが流行りましたが、一人では直ぐに挫折しやすいけど、チームに入れば継続していきやすい。
同じ運動をするなら、技術体系が身につくような運動をした方がより面白いといった考えです。
道着を着用していないので、むろん立ち技中心の練習になります。

本来は、基本が出来ていないと空乱や防具練習はやらせないのが当たり前ですが、
発想の転換で、たまにゲームにして遊んだりします。
ゲーム名称:タッチタッチゲーム
ルール:顔面無しで、胴にタッチを競う。但し、中段の構えからタッチしたら中段の構えに戻す。
用意:胴のプロテクターとグローブ着用。
時間:30秒~1分でローテーション。

やってみたら解りますが、初心者も混じってゲームにして遊ぶと、中級者以上の人にとってもいい足裁きの練習にもなるし、いい運動量を確保し結構面白いんです。
ゴルフの打ちっ放しの練習だけじゃ面白くありません。本コースに行ったらゴルフの面白みも解るし、練習の意味、意欲が湧きます。
日本拳法も基本練習は大事ですが、日本拳法の面白みを体感すると、練習の意味を理解し、意欲が湧きます。

エクササイズクラスで、物足らなくなれば、一般の部に変更します。
岡山大会ではエクササイズクラスの卒業生が、二人デビューしました。

メタボ対策、ストレス解消、健康促進、目的は人によってそれぞれ。
年齢、体力を問わずに、老若男女問わず、継続できる「生涯日本拳法」

自分のペースで楽しみながら気軽に参加でき、日本拳法の技術を体感できるのが、日拳エクササイズではないでしょうか。d(^_^o)

これがいいか悪いか、あくまで、自己流です。

追記
武道は、「礼に始まり、礼に終わる。」
遊び心を取り入れながらも、武道の心はしっかりと学びます。

終わりは次の始まり

岡山大会が終わった翌日、爆睡したにもかかわらず身体がだるい。
その翌日2月17日、ここ最近暖かくなってきたと思ったら、昼からパラパラと雪が降ったり止んだり、日が暮れると一番の冷え込み。(>_<)

少年の部の稽古の最初は、個人リレーやチーム対抗リレーをして遊びました。
遊び心で競争心を煽る事によって、子ども達の目は真剣そのもの。( ̄O ̄;)
ダッシュ系ウォーミングアップで身体を暖めます。

少年の部は、いつもほとんどジャージや運動着、日本拳法今治のTシャツやトレーナー。
成長期の子どもは急に大きくなったりするし、続ける自信がついて昇級試験や大会に参加できるようになるまではということで…。(;^_^ A

大会参加が全てではありませんが、次のステップへ進ませてやりたい子ども達も出てきました。
次の大会は、5月17日香川県主管で開催される第2回四国大会。

次の目標とチャンスを創ってやる時期がきたようです。<(@^_^@)

大会に参加するには、当然の事ながら連盟指定の拳法着が必要。
愛媛県では、日本拳法の防具も拳法着も売っている武道具店がありません。
先日の岡山大会で出店していた明倫産業にお願いをして、拳法着をサイズ合わせの為にお借りし持ち帰り、準備に取りかかる事にしました。

拳法着を着るのは、身体を保護する役目の他、
突き、蹴りを繰り出すと擦れる音やその感触が気持ちいいし、武道をやっているという感じにさせるのがいいんです。(*^^*)
太鼓をたたいても音がしないと全然面白く無いのと同じように、
「見る」「聞く」「触る」などの様々な感覚がまた日本拳法をやる気にさせるんです。

「日本拳法をもっと楽しむ方法」は、遊び心を持つ事だと思います。

私達も、子どもの時のような純粋さをもって、遊び心で楽しむ事も時には必要だと思います。

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終わりは次の始まり( ^ー゜)σ

次の目標に向かって頑張ります。(’-’*) フフッ・・