日本拳法を修練する高校生にとっての甲子園
「第57回全国高等学校日本拳法選手権大会」
8月4日(土)・5日(日)二日間に渡って四国で初めて愛媛県武道館(松山市)において開催されました。
いよいよ!日本拳法を修練する高校生にとっての甲子園が開幕!
開会式。愛媛県より長谷川副知事に出席して頂きました。
愛媛が誇る新ゆるキャラ「みきゃん」も登場。
大会初日、8月4日(土)男子・女子団体競技。
本来は、参加出来るのは、全国高等学校日本拳法連盟(JHNKF)に加盟する高等学校・高等専修学校です。
開催地としての特別出場枠を設けて頂き、今治拳友会より、高校生三名。徳島国府道場、徳島県連盟より各一名の四国選抜チームを編成し参加しさせて頂きました。
初戦の相手は、日本拳法の名門、大阪府立今宮工科高校。
愛媛新聞の大会ニュースの掲載写真に登場した、高校二年生の松木武蔵。
「おう~~!」と気合いの雄叫び、気合い十分の武蔵でしたが、気合いが空回り。
高校二年生の武蔵の相手は、翌日の個人戦で優勝した宇山選手です。
格の違いは明らか、だから仕方無いと言えばそれまでですが、武蔵にとって貴重な経験になったんじゃないでしょうか。
四国選抜チームの団体戦の結果は、一勝四敗。
団体女子、関西大学第一高校 vs 大阪商業大学堺高校。
団体男子、大阪高校 vs 大阪商業大学堺高校。
団体女子、優勝は関西大学第一高校。
団体男子、優勝は大阪高校
女子男子ともにシーソーゲームで代表決定戦、決勝戦にふさわしい試合で激戦でした。
優勝した高校に与えられる名誉は、決勝戦終了後、部員、マネジャー、先生が整列して校歌斉唱。
負けて涙、勝って涙、熱い涙が止まらない、予選を勝ち抜いての全国大会出場、試合ではレギュラーになれなかった部員達の応援の声、みんなこの日の為に、頑張ってきました。感動の瞬間です。
今治拳友会の高校生三人組には、この光景がどのように目に映ったでしょうか。
開催地の特権で「棚からぼた餅」に出場できた全国大会出場、労を得ずして得たレギュラーの座。
負けて悔しいと思うのか、これからどう考えていくか、どう歩んでいくかは君たち次第。さあどうする?
これからの人生においても、大切な何かかを掴んで欲しいと思います。
(全国高校日本拳法選手権 in えひめ2)→