2013(平成25)年9月26日付 愛媛新聞に日本拳法全国大会の記事が掲載されました。
全・日本拳法総合選手権大会少年の部で優勝した佐伯さん(中央)と田村君(右)、準優勝した井出さん
小学生2拳士 技さえV
日本拳法全国大会で県勢初
今治の佐伯さん・田村君快挙
全・日本拳法総合選手権大会(日本拳法全国連盟主催)がこのほど大阪市中央体育館で開かれ、今治市立日高小学校の5年佐伯朱音さん(10)と1年田村虎太郎君(7)が少年の部で県勢初の優勝を果たした。
日本拳法は防具を着け、突きや蹴り、投げなどで勝負する格闘技。少年の部は突きと蹴りで行い、小学1年から中学3年までの学年別に地区予選などを勝ち抜いた317人が出場した。
県勢の2人は今治拳友会(村上泰史理事長)に所属。佐伯さんは5年女子の部の決勝で、2学年連続で優勝してきた大阪府の選手と対戦。連打と蹴りで激闘を制し「これまでに2回とも負けていた相手だったので勝ちたかった。優勝は信じられない」と喜んだ。
1年男子の部の田村君は得意の胴突きで全4試合を1本も落とさず栄冠に輝き、「来年も勝てるようにもっと練習したい」と意気盛んだった。
今治拳友会の選手ではこのほか、同じ日高小の井出七星さん(8)が2年女子の部で準優勝した。村上理事長(51)は「これまでは全国大会に出場することが目標だった。大阪などが強い中、愛媛からも優勝者が出て、ほかの選手の励みになる」と話している。
(2013(平成25)年 9月26日(木)付 愛媛新聞)