春特有の暖かくて強い風が吹き付けました。
多島海景の自然美が一望できる造船所の命名式に出席してきました。
船の進水には、造船台から進水台を滑り、海に入水する方法と、
ドックに注水して船を浮き上がらせる方法の2種類があります。
ドックで建造した場合は、進水式は行わず、完成して引き渡す時に命名式を行って船の誕生を祝います。
進水式に代わるものとして実施される命名式は、現在の大型商船でよく用いられる様式です。
命名式をもって船の所有権は造船所から船主へ移るため、引渡式とも言われます。
命名式は船上にて執り行われました。
招待客は、冷暖房完備のゴンドラに搭乗し、造船所のクレーンで吊り上げられて、船上に移動します。
命名、支鋼切断。
くす玉が割れると同時に、風船と共に紙テープが舞いました。
今日は風が強いながらも良い天気でした。
本船の竣工の暁には、安全航海はもちろん宝船となりますよう祈念致します。(^^)