昭和20年代に設計・建造した、当時最高の450トン積み木造貨物船の13分の1模型。
木の素材選びから、仕上げまで、2年の歳月をかけて、船型、船体構造、内部の貨物層まで、リアルに細かく復元されました。
これを手がけたのは、木で造られる和船を手がけ、船大工と呼ばれる造船職人。
今治市宮窪町で行われている「水軍レース」で使われる小早船(こばやぶね)も全て手がけた本物の船大工と呼ばれるの匠の技。
「ポンポン」と焼き玉エンジン音が聞こえてきそうな 機帆船。
機帆船とは、発動機による推進装置を備えた帆船。
大正後期から昭和前期にかけては沿岸の貨物輸送の主力を果たしました。
戦後の急激な経済発展の中で、海運業界は、木造機帆船から鉄鋼船へと船舶の建造技術は急速に発展。
輸送効率を追求する時代に大きく変化を遂げることになります。
汽船 今治丸
長さ 39.39メートル
幅 7.84メートル
深さ 5.38メートル
喫水 4.32メートル
総トン数 296トン
載貨重量トン数 450トン
主機関 焼玉エンジン200馬力
プロペラ 3翼固定ピッチプロペラ
搭載人員 12名
縮尺 1/13
大漁旗とは、進水式の際に船主に贈られる祝旗です。
大漁旗は、漁に出る者、陸で待つ者双方の守り神の意味を持ちます。
明日で3月も終わりです。
4月は新しい門出の季節。新しい一歩を踏み出しましょう(^^♪